・機械アリスさんによるパフォーマンス
・yori さんによるパフォーマンス
(時間未定・大ステージの静かな時間に開催)
■主催者からのメッセージ■
●Esaman (Queer+sマネージャー、生存組合共同代表、キャバクラユニオン愛知相談員、
アースデイ名古屋事務局長・アースデイあいちLOVE&ビンボー事務局長)
今年も「LOVE&ビンボー春祭り」の季節がやって参りました。
今年は、愛知でアースデイが継続的に開催さるようになって13 年目。
そして 「LOVE&ビンボー」が旗揚げされてからは9 年目となります。
「LOVE&ビンボー」は、
久屋大通りでのアースデイ開催が定着したのを見届けてから、労働運動・生存運動と、アースデイなどの環境運動の接着剤となるべく旗揚げされた活動体です。
旗揚げ時には、ホームレスのみなさんの炊き出しも行われている高速道路の高架下である若宮大通公園で開催され、当日は炊き出しも行い、多数のホームレス当事者のみなさんの参加、当時はまだ一般的ではなかった反原発運動の人たちや、労働運動、市民運動のみなさんの参加を得て大盛況となりました。
実は当時の久屋大通りでのアースデイよりも「LOVE&ビンボー」は活況を呈していたほどでした。
LOVE&ビンボーを立ち上げた年は
北海道でG8 サミットが開催され、世界各国からそれに反対する活動家が集まってきて、
洞爺湖の会場周辺では反グローバルなテント村がいくつも出来上がっていました。
名古屋でも勉強会や学習会があり、
筆者も講師として呼ばれ、また様々な活動に参加した記憶があります(友人の中には
デモでの逮捕者まで出いました)。
今年ももうじき
伊勢志摩でG7 サミットがあるのですが、その当時の運動の盛り上がりが幻だったかのように思えるほど、賛成側も反対側も盛り上がりに欠け、警察の活動拡大のみが目だち、交通違反取締りが厳しくなっているだのようにも見受けられます。これも時代の移り変わりでしょうか。
しかしそのようなことを実感できるのも、ながく意識をもって活動を継続しているからかもしれません。
これからも、皆様とLOVE&ビンボーを共に楽しみたいと思います。
■皆様からのメッセージ■
●榑松佐一さんのメッセージ
(第87回愛知県中央メーデー実行委員長愛労連(愛知県労働組合総連合)議長)
私たちは5 月1 日に、労働者・県民の団結と連帯の力で第87 回愛知県中央メーデーを3500 人の参加で成功させたところです。
安倍政権は「戦争する国づくり」「企業が一番活動しやすい国づくり」をめざして暴走を加速させています。
憲法違反の「集団的自衛権行使」を具体化する「安保法制(戦争法)」を強行し、明文改憲についても「在任中に成し遂げたい」と改憲へ踏み出すことを明らかにしています。
また、沖縄・辺野古での米軍新基地建設問題で沖縄県との和解が成立したにもかかわらず建設の構えを崩していません。
2016 年度予算では、軍事費が史上初めて5 兆円を突破しました。自衛隊を「海外で戦争する軍隊」に改造するなど極めて危険な軍拡予算となっています。その一方で労働者・国民には消費税増税や医療・社会保障費の圧縮を押し付けようとしています。
熊本地震で、地元住民や多くの国民が川内原発への不安の声をあげているのに、安全確保のための稼働停止さえ応じません。
福島第一原発は今なお被害を出し続けているにもかかわらず、さらなる原発再稼働と海外への輸出を進めています。
2016 年春闘では、一部の企業で昨年を上回る賃上げとなりましたが、物価上昇には追いついていません。
中小企業では人手確保のために賃上げするところもありますが、賃上げのできない企業も少なくありません。
実質賃金は4年連続のマイナスで個人消費は回復の兆しもなく、日本経済に深刻な影響を及ぼしています。
「アベノミクス」による円安・株高の恩恵は大企業や一部の富裕層にもたらされただけで格差が拡大しており、最低賃金を今すぐ1,000円以上に引き上げるべきです。
さらに安倍政権は、メーデーの起源である「8 時間労働制」を破壊する「残業代ゼロ法」や「解雇の金銭解決」「裁量労働制の拡大」など労働法制の大改悪を参議院選挙後に狙っています。もうこれ以上、暴走政治を許すわけにはいきません。
いま、安倍政権を脅かす大きな変化がおきています。安保法制廃止の運動が全国津々浦々にひろがり、「安倍政治を許さない」世論が大きく成長しています。国政では夏の参議院選挙をめざし、安保法制廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、安倍政権打倒を目指す野党共闘が大きなうねりを起こしています。TPPについても国民の反対運動と野党の国会論戦によって今国会での批准を断念させました。
働くものが力をあわせ、明日への希望を持ってたたかいつづければ、攻撃は必ず跳ね返すことができます。
それは、メーデーの歴史が証明しています。
「8 時間は仕事のために」「8 時間は休息のために」
「残りの8 時間を私たちの好きなことのために」、
そして「8時間でまともにくらせる賃金を」。
この要求を高く掲げ、世界の労働者と連帯してたたかいをすすめましょう。
●宗宮弘明さんのメッセージ
(平針の里山保全協議会・中部大学応用生物学部教授・LOVE&ビンボー2011実行委員長)
地球を愛する皆様、
アースデイあいち・LOVE&ビンボー春祭りの開催おめでとうございます。
今から約50年前、レイチェル・カーソン(1907-1964)は、地球環境を守るために病身をおして鳥のさえずりがなくなると言う意味の「沈黙の春」を書きました。
カーソンの「こころざし」を忘れないように、「アースデイあいち・LOVE&ビンボー春祭り」を意義あるものに発展させよう。
●樫村愛子さんのメッセージ
(愛知大学教授・WEBRONZA 執筆委員・LOVE&ビンボー2008実行委員長)
今年もLOVE&ビンボー春祭り開催、おめでとうございます。
電力自由化が始まり、エネルギー問題への関心も高まっています。
少しずつ、私たちがエネルギーを考え選択できる時代へと近づいています。
また、今度の地震は、日本が災害大国であり、インフラが災害に弱い社会であることを実感させました。地域自立型の分散エネルギー、自然エネルギーなら災害にも強い。
私の豊橋の技科大出身の友人は、災害に強いエコ水洗トイレを開発して、今回熊本に持っていきました。
格差・貧困を克服する一つの手立てに、大量消費・商品経済を超えるエコ経済があるでしょう。アースデイで私たちの新しい生活をエンジョイしたいと思います
●尾形恵子さんのメッセージ
(緑の党・東海)
ますます経済格差が大きくなっている昨今、子供・若者・女性・高齢者・障がい者セクシャルマイノリティなど社会的弱者の生活は、ますます苦しくなっています。
でも、苦しめる側より苦しめられている側の方が多数なんだということを思い出せば、声を合わせ力を合わせば、変えていくことができると確信するでしょう。
私たちがつながるのに必要なのは、愛です。「Love&ビンボー」に賛同します。
●主催・申し込み・問合せ先
アースデイあいち2016・LOVE&ビンボー春祭り実行委員会
〒460-0002 名古屋市中区丸の内5-23奥
070-5640-0219 ed-aichi-net@hotmail.co.jp
http://blog.earthday-aichi.net/
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